昇龍旅日記
ギリシャ・ローマ時代の遺跡はこちらの方が規模も大きく保存が良い・・・魅力あふれる世界遺産の宝庫歴訪の旅!
意外や意外!あのイラクの隣国にこそギリシャやローマの遺跡が世界遺産になって現存する。古代史マニアの筆者が目の前を過ぎ行く風景を
片っ端から撮りまくった4221枚の中から選りすぐった写真で奏でる豪華ページェント!この4ヶ月後イスラエルの侵略を受けるレバノン編 !!
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レバノン 【国境からレバノン杉の森へ・トリポリ】  ★レバノン杉は世界遺産
シリアから初めて国境を越えた。
アラブ同士の国なので緊張感は
全くなくトム・クルーズそっくりな
兵隊がニコニコ顔で迎えてくれた。
ここで
初めて地中海を見る
シリア・レバノン・ヨルダン・トルコ歴史紀行
5
城壁をバックに露店がアラブ・・・違った並ぶ
[レバノン杉の森]  ★世界遺産
筆者はまだスイスへ行ったことはないが
これはまさにスイスのイメージでは
あーりませんか?雪だよ雪ー
左の深い渓谷()にキリスト教
の古い修道院(上の写真)が
いくつも点在
するという
この緑多き渓谷に教会や修道院
そして今やリゾートホテルまでが
貼りつくようにして建っている
山を下っていくとまた地中海が姿を見せた
雪山の見える風景から一転して
まぶしい地中海(まさに西の果てが
目の前だ)に面するビブロス遺跡は
ギリシャ名がパピルス(書物)で聖書
バイブルの語源
を表す古ーい都市。.
アルファベットを作った航海民族
フェニキア人が築いた交易都市だ
地表には小さな土器片が
今も落ちていた
。みやげに
するにはちと小さすぎる
パレスチナの難民キャンプ
思われるテントが海岸線に
並んでいた。イスラエルの空襲
後、この人たちどうなったの
だろう。涙が出てくる・・・
レバノン第二の港町トリポリ
入ると高層ビルが林立し
車も多い。所々に兵隊がおり
最も物々しい国であった
一見して城塞とわかる建築物が。
隠れた歴史遺産が豊富にあるのだ
レバノン国民が我々アジア人を見て
手を振ってくれた。レバノンもいいなあ
世界遺産レバノン杉の森へ向かう。
そこは標高2000m。さあ行くぞ。
山頂にはマロン派というキリスト教の
教会
が建っていた。教会だよ教会ー
町の下方には見るからに
貧しそうな人々の家が。
難民の人たちのものだろうか?
レバノンという国は山でスキーを
やり、同じ日に海水浴ができる
という「奇跡の国」
だ。ウウーン
雪山に教会か、イスラム国の
イメージがまた崩れていくなあ
[カディシャ渓谷]  
先ほどの教会を渓谷の
反対側から見る。他にも
教会がいくつか通り過ぎる
古代エジプトにも輸出されたレバノン杉
かつては国全体に繁っていたが千数百本
残るだけで3分の1が2000mの高地にある
お土産店のそばのこの木が最大のものという
左の写真の裏から撮影
雪も残っている
この激しいしゅう曲運動を見せる
山にも教会が点々と建っている
【ビブロス】 ★世界遺産
シリアにはなかった
花が咲いていた
やはりホッとする
地中海をバックに広がるビブロス遺跡、なにしろ住居跡は7000年前、神殿が
建ったのが紀元前18世紀
とくるから恐れ入る。世界有数の古さであーる
これはローマ時代の
井戸
の跡
古さを物語るギリシャ
コリント式の列柱
が並ぶ。
ローマ時代の物だとか。
みやげにするにはデカすぎる
12世紀に十字軍が築いた要塞の
壁に何か挟まっている。何と後世に
柱を壁の強化のために埋め込んで
いたのだ。重いのに大変だったろう
現代のお土産店の中には
何とローマングラスを売っている
店もあった。欲しかったなあ
地中海に面する遺跡。発掘当時の
レールが敷かれたまま
だった
日本の古墳時代の石棺そっくり
物がそのまま置かれているのには
驚かされた。縄掛突起など同じだ
またまた登場のローマ式
円形競技場
。本旅行幾つ目
だっけ?(全部では合計8つ)
紀元前19−17世紀建造の
オベリスク神殿
。犠牲祭壇を中心に
26本のオベリスク(高さ2−3m)が林立
バーラット・ゲバル神殿の跡
★2006年7月のイスラエルによる侵略戦争に断固抗議する!
●ユダヤ人武器を携えナチになり   昇龍詠める
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